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  • 車井戸とは


    滑車の溝にかけ渡した綱の両端に釣瓶 (つるべ) をつけ、綱をたぐって水をくみ上げるようにした井戸である。

    「車井戸」は店主の自宅に井戸があることから、150年前から伝わる屋号である。

    店主が釜からうどんをすくい上げる姿と重なり、店名を「車井戸」としました。

    本格的な「手打ちうどん」を、是非ご賞味ください。

     

    更新情報


    2011.12.03 お店情報に「写真」を追加しました。

    2011.11.18 「おやじのつぶやき」を追加しました。

    2011.11.03 告知情報に「今月の大盛りサービス」を追加しました。

    2011.10.29 メニュー表などを更新しました。

    2011.10.28 ホームページを開設しました。

     

    おやじのつぶやき


    ・職場体験 (2012.7.5)

    うちの店は中学生の職場体験を受け入れとる。

    やりだして10年になるかなー。

    中にはガラの悪い、あんまり学校行ってねーようなやつも、

    くるんじゃけど、どーしよーもねーやつはおらんで。

    わしは、はっきり言うタイプじゃけど反抗してきたりもせんな。

    サンダルで来たやつにも、

    「そんなんじゃ熱湯使うんじゃけえあぶねぇで。」

    「ちゃんと靴履いてこんと働かせんで。」ってゆーたら、

    そんときはなんも答えんかったけど、

    次の日はちゃんと靴で来るけーな。

    人として、向き合って話せば、あいつらもわかるんじゃわ。

     


    ・えび入り玉ねぎ天 (2012.6.19)

    わしの店は天ぷらに力を入れとるんじゃけど、

    えび入り玉ねぎ天を食うてみてくれぇ。

    普通、かき揚げのえびって言ったら小っさいやつじゃろ。

    うちのは、えびの天ぷら用のでかいやつを、

    ぶつ切りにして使っとるんじゃわ。

    お客さんにも、「ぷりぷりで、うめぇ」ゆーてもろーとるわ。

    この夏に出した、えび入り玉ねぎ天とぶっかけうどんの組み合わせ、

    「えび玉天ぶっかけ」も好調じゃわ。

     


    ・きつね丼・肉うどんセット (2012.6.6)

    最初はメニュー名が「きつね丼と肉汁セット」だったんじゃけど、

    肉汁っていうぐらいで、うどんは入ってなかったんじゃわ。

    でもお客さんが「これにうどん入れりゃーえーが」ってゆーて、

    生まれたんが、このメニューなんじゃ。

    それから人気のメニューになったけーなー。

    お客さんには、ほんま感謝じゃわ。

    お客さんによっては、うどんだけ先に食べて、肉をきつね丼に入れて、

    他人丼みたいにして食べよーる人もおるなー。

    食べ物ゆーのは、「自分流の食べ方」ゆーのがあるもんじゃのー。

     


    ・田舎のうめぼしうどん (2012.3.3)

    今月の大盛りサービスなんじゃけど、これはオススメじゃ!

    でっけぇ「うめぼし」をのせたうどんなんじゃけど、

    わしが自分で漬けとるけーなー、酸味がかなり強えーんじゃ。

    最近流行りの甘いうめぼしとは違ごーて、

    すっぱい「田舎のうめぼし」なんじゃわ。

    一粒でうどんの味が変わるけーのー。

    「うめ」はわしの親戚から分けてもらっとる自家製で、

    毎年おんなじ木で取りょーるから、品質もえーし。

     


    ・看板 (2012.2.4)

    1月から店の外に写真入りの看板を増やしたんじゃ。

    これが効果ありなんよ。

    「定食500円〜」って書いとるんじゃけど、

    車道からよー見えるから、新規のお客さんが増えとるわ。

    常連のお客さんも、色々しょーるなーゆーてくれるし。

    これからもドンドンやっていくでー。

     


    ・おでん (2012.1.16)

    こりゃあ、宣伝にもなるんじゃけど、

    うどん屋の「おでん」はうめぇと思うんじゃ。

    うどん用に取った、しっかりしたダシを使うけーなー。

    うちのおでんはどっちかいやー薄味じゃな。

    セルフサービスになっとって、

    注文が来るまでの間に、食べてもらおう思うとるけー、

    うどんより濃いかったらいけんじゃろー。

    じゃけぇ薄味にしてあるんじゃ。

    常連さんやこーは、店に入ってきたら、

    いきなりおでん取って、そのあと注文じゃけぇなー。

     


    ・いろんなお客さんがおる (2012.1.2)

    この前は、「替え玉してくれぇ」ゆう若けーにーちゃんがきたわ。

    最初、突然のことでなんのことよーるんか、わからんかったわ。

    その後「ラーメン屋じゃねーんじゃけぇ」って思ったけどな。

    わしは、できるだけお客さんの要望に答えてーと思っとるから

    「このどんぶりの中にうどん入れりゃーええんじゃな」

    ゆーて確認して、入れたげたんじゃわ。

    たぶんそのにーちゃんは、満足して帰ってくれたと思うわ。

    ここらへんが、チェーン店とかにはできんことかな。

    新年じゃし、改めて真摯に営業していこうと思うわ。

     


    ・空っぽのどんぶり (2011.12.2)

    「ごちそうさん」

    汁まで全部飲んでくれとって、この言葉をお客さんから聞けたら

    これ以上うれしいことはねーで。

    うどん屋やっとって、えかったなーって思う瞬間じゃなー。

    どんな言葉より、それが「うめぇ」ってことじゃと思うけー。

     


    ・うどんの量 (2011.11.30)

    うちのうどんの量は結構多いで。

    並盛りで400gあるんじゃ。普通の店の大盛りくらいになるかな。

    普通の店は280gくらいじゃからなー。

    量を減らしたら、値段も下げれるんじゃけど、

    やっぱりお客さんに満足して帰ってもらいてーけーなー。

    腹一杯になったら、よー食うたなー思うじゃろ。

    じゃから、あえてそーゆー設定にしてあるんじゃ。

     


    ・わしの1日 (2011.11.27)

    朝の7時過ぎに、店に来て仕込みをしょーる。

    帰るのは夜の10時くらいになる。

    休みも月に2回じゃし、ほとんどこの店におることになるなー。

    でも、それだけうどんに向き合えとることは、すげーうれしいことじゃし、

    「この人生に悔いは無し」って感じじゃなー。

     


    ・はじめてのつぶやき (2011.11.18)

    わしが作りょーるのは、岡山のうどんじゃ。

    最近やたら讃岐うどんを名乗っとる店が多いけど、

    わしはいっぺんも讃岐うどんを名乗ったことはねー。

    香川で住み込みで修業しとったから、讃岐うどんのことはわかっとるつもりじゃ。

    でも、最近の讃岐うどんは硬てーばっかりで、うどんとは言えれんと思うんじゃ。

    讃岐うどんが食いてーやつは、勝手に橋わたって食いにいきゃーえー。

    橋をわたらんでも、うまいうどんは食える。

    岡山にも、うまいうどん屋があるんじゃ。


    うどんは、「小麦粉、水、塩」この3つだけでできとる。

    それだけに奥が深けーわ。

    40年うどんと付き合ってきたけど、うどんは生き物じゃなー。

    季節、天候、温度、湿度。何かひとつ違っても同じうどんにはならん。

    わしの一日は「今日の天候、気温がどうなるか」から始まるんじゃ。

    朝の仕込みの時と、昼とでも条件が全然違うからな。

    塩水の濃度、量、入れるタイミング。

    すべてがそろって、ええうどんができた時は最高じゃなー。

     

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